舌先にできた乳頭腫を摘出した思い出④

健康関連
舌先乳頭腫の切除記憶4

病院の会計で処方箋を貰い、調剤薬局へ向かいます。
病院のすぐ隣に薬局がありますから、ここでいいでしょう。

この選択が、
大きな間違いでした。(>_<)

少し混んでいるのかな…?という気配はあったのですが、普通に受付へ行き処方箋を提出しました。
奥の方に待合がありそうなので、そこで待つとしましょう。

うわっ!Σ(゜Д゜)
待合には、お年寄りがギッシリ!!
おじいちゃんとおばあちゃんの満員電車かよっ!(笑)

椅子が満席なのは勿論のこと、所在なくその辺をウロウロしているおじいさんが何人も居ます(-_-;)

甘かった。
少し考えれば予測できそうな展開だったのに。

この田舎では、移動手段として自家用車を使うのが普通ですが、バスやタクシーで通院している患者さんも多いです。
特に、車の運転が困難になった高齢者の方たちは、バスやタクシーを使わざるを得ないのでしょう。
バス停は病院の斜め前です。
タクシーは病院入口でスタンバってます。
病院から離れた薬局になんか、わざわざ行きませんよね…。
すぐ近くの薬局に入るに決まってます。
たとえ、車で1~2分の所に同じ名前の薬局があったとしても(^^;)
皆さんこちらの薬局に入ります。
だから、
こんなに混んでいるんです!ここは!!

なんで気付かなかったんだろう(T_T)
完全に失策でした。
私は阿呆です。


20分くらい待たされたでしょうか…
舌が少し痛くなってきました。(汗)
麻酔・・・切れてきた?!
どんどん痛みが増してきているような気がします。
身の危険を感じて、受付へ。

「あの~…麻酔が切れてきちゃったんですけど~
痛み止めの薬、まだ貰えませんか??」

受付に居た薬剤師らしき男性は、
私が口元を手で覆って顔をしかめているのを見て
「抜歯ですか?」
と訊いてきました。

いえ、抜歯ではありません。
舌の先にできた乳頭腫を~・・・という説明をしたのですが、
私は舌先を縫われていて半分麻酔も効いているので呂律が回りません。
薬剤師の男性には、
事の重大さが伝わらなかったようです。
(T_T)

「順番にお出ししてますので、もうしばらくお待ちください」

軽くあしらわれましたー。
いっそのこと、
「舌を切られたんですよ!!」
と騒ぎ立てれば
順番を早めてくれたんでしょうか(-_-;)

そこから更に15分以上待たされ・・・
遂に、
麻酔が切れました。Σ( ̄ロ ̄lll)
ギャーーー!!!

痛えよ、おい。
どーしてくれんだ。(怒)

鬼気迫る表情で受付を睨み続けていたら、やっと呼ばれました。

薬剤師の男性は悠長に薬の説明などしてくれましたが、ほぼ聞き流しました。
薬の袋をかっさらうように受け取り、駐車場へ走ります。
これは痛い。(汗)

季節は真夏です。
外気温は35℃くらい。
炎天下の駐車場に放置した車の中は、もっと暑くなっています。
倒れるかと思いました。
早く、鎮痛剤を・・・!!

飲んだってすぐに効くわけじゃありません。
痛みが和らぐまで、車の中で少し休もうか迷いました。
でもエンジンをかけたところで、すぐに冷房がきくわけでもなく、とにかく暑い。
そして、痛い!!!

車内のルームミラーに映る自分の顔は、見たことないくらい歪んでいました。

「家に帰った方が早い。」

そう決断し、痛みをこらえながら必死に車を運転して自宅に戻りました。。。




帰宅後のことは、あまり覚えていません。(笑)

とにかく、痛かったです。
ものすごく、痛かったです。

舌を切るって、
こんなに大変なんですね~(T_T)

変な話ですが、
自分で舌を噛み切って自害とか…
無理なのでは?(^_^;)

つづく。