口腔外科って、もっと重篤な患者が来る所だよなー・・・。
舌先にポツンとできた白いツノを前歯でいじくりながら、私は暇をもて余していました。
歯科口腔外科の待合です。
初めての受診だったので、電話で予約をするなんて思いつきもせず、いきなり来院しました。
アポなしで乗り込んだ結果、それなりに待たされました(^^;)
最初に診てくれたのは、眼鏡をかけた男性医師でした。
「舌に何かできているそうですね。
では見せてください。」
神妙な顔つきで、
私の舌を凝視。
・・・・・
「え、コレ?」
・・・これぇーーー??!!
と、もう一度大声で確認した後、
いきなり笑い出す医師。(汗)
これはさぁ~…と急に人を小馬鹿にしたような態度に変わり、説明を始めました。
医師が言うには、舌の表面にある凹凸の一部が何らかの刺激を受けて飛び出してしまっただけ、とのこと。
悪い物ではないから放っておいていいそうです。
「こんなの、病名の付けようがないんだけど~」
と嘲笑まじりに言われ、鼻で笑われてしまいました。
診察はこれで終わりです。
なんだか赤っ恥をかかされたような気分になり、しょんぼりして帰宅。(T_T)
ヒツジ先生に、何て報告すればいいんだろう。。。
後日。
いかにも知識の無い、馬鹿っぽい説明を繰り広げ、私はヒツジ先生に事の顛末をお伝えしました。
「そうですかぁ~。
では、もうしばらく様子を見ていきましょう(^^;)」
ヒツジ先生はいつも通り柔和な笑みを浮かべて、やや困惑していました。(笑)
それから一年以上放置したでしょうか。
件の白いツノは、ほんの少し大きくなったように見えます…(-_-;)
自分でも
これはちょっと、どうなんだろう(汗)
と思い、ネットで調べてみました。
乳頭腫。
ツノはそういう名前の異物らしい、という事が薄々わかってしまいました。
その後の定期検診。
ヒツジ先生は、やはり角の心配をしてくれます。
「少し・・・大きくなりましたかね (^^;)
気になるので、もう一度口腔外科の方に行ってもらえますか?
多分、乳頭腫だと思うんですけど~…」
あーほら、やっぱり。
病名あるじゃん。(笑)
誰ですかー?
病名の付けようがない、なんてほざいた口腔外科医は!(怒)
そんなこんなで、
二度目の紹介状を持って口腔外科へ行く羽目になりました~(T_T)