いよいよ抜歯当日 ①

親知らず抜歯5 健康関連
親知らず抜歯記録5


遂にやってきました。
抜歯の日です!!( ; ゜Д゜)

総合受付を済ませた後、血圧を測定してから歯科外来に来るように。との仰せで、予約時間の5分前までに必ず来いと紙に書いてあります。(汗)

かなり早めに家を出ました。
病院に着いたのは、予約の30分前くらいでしょうか。
待ち合いで少し休んでから、血圧計に腕を突っ込みます。
上が108、下が68。
いつも低血圧な私にしてはやや高め…
まぁ普通ですね。
ついでに心拍数は92。

・・・92?! Σ( ̄ロ ̄lll)

ちょっと、ビビってる?(笑)

いやいや、駐車場から結構な距離を歩いて来たせいでしょう(^^;)

気を取り直して、歯科外来へ。


5分前どころか10分前に着きました!
余裕ですね。
遅刻魔の私がこんなに早く到着するなんて、稀にみる非常に珍しい現象です。
もう奇跡に近いですね。
余程ビビっていたのでしょうか(-_-;)

待つこと15分・・・
せっかく早く着いたのに、予約時間を過ぎても呼ばれません。
ちょっと…眠くなってきました(笑)
更に10分ほど待たされ
やっと呼ばれた時には、
半分くらい遠くに行ってました(´O`)°゜


呼ばれてからは早いんですね。
案内されるがままに診察治療エリアをスルーして、一番奥の手術室っぽい個室に閉じ込められます。
助手を務める歯科衛生士らしき女性にエプロンをかけてもらい、
後ろの方からY先生登場の気配。

「右下の親知らずの抜歯でお間違いないですね。
体調は大丈夫ですか?
では麻酔します。」

いきなりかいっ(;゜∀゜)

挨拶もなしに速攻で注射準備してるY先生(笑)
さすが口腔外科医です!

いつもの歯医者さんだと、先に表面麻酔をしてから注射を打ってくれたりするんですが~・・・
お構い無しですね(^^;)
問答無用で痛いヤツを撃ち込んで来ます。

昔、子供の頃に歯医者で麻酔注射を打たれた時は、死ぬ程痛かった気がしたけど。
大人になれば、ちゃんと耐えられるようになるんですね~。
というか、
舌に麻酔注射された時はこれの3倍くらい痛かったんですよ(T_T)
歯茎の方がマシ。

2撃目だか3撃目だかを撃ち込まれた後、麻酔薬が溢れて喉の方に行ってしまいました。
すぐに口をゆすぎましたが、苦くてマズイものが喉に付いて、嫌な感じがしました。

麻酔が効いてくるまで、しばし休憩。
と思いきや、意外と早いですよ?!
「では倒しますねー」
え、もう?(汗)
だだだ大丈夫?
本当に麻酔効いてる?!(;゜∇゜)

助手の人も容赦ありません。
「顔に布かけますねー」
出た。
布!!
いかにも手術用っぽい布を、顔に掛けられてしまうんですね~。
よく医療ドラマの手術シーンなんかで、必要な所だけ丸く切り抜かれた緑色っぽい布が遺体に掛けられてるじゃないですか~。あ、ご遺体じゃなくて患者ですね。
あんな感じの、口の所だけ丸く穴が開いている布を、顔に掛けられちゃうんです。
私は布の内側の白色しか見えないので、布が緑色だったのか水色だったのかは定かではありません。
色なんかどうでもいいですね。

とにかく、顔に布を掛けられた私がご遺体状態です!
もう何をされてるんだか、さっぱり分かりません。
視線を落とすと、布の隙間から口元の作業がちょっと見えたりしますが。
いつの間に歯茎を切開されたのか、全く気付きませんでした(^^;)

Y先生の声だけが聞こえます。
「なるべく大きく口を開けてくださいね~
一番奥なので、見えませんから~」
なんて言いながら、ちゃっかり歯茎切ってたっぽい。(汗)

早くも二つ目の武器に持ち替えたらしいY先生が、更に声を掛けてきます。
「少し響く感じがしま~す」
ウィィーーーーン
ガガガガガガガガガガ
ゴゴゴゴゴゴゴゴッ

右耳のすぐ下で、道路工事が始まった模様。
私はご遺体ですから、
関係ありましぇ~ん。

「今度は少し押される感じがしま~す」
はいはい、ご自由にー。
私死んでますからー。

途中、
微かに異臭が漂いました。

嗅いだ事のある匂い。
知ってる匂い。
何だっけ?
この匂いは――――――――

そうだ、火葬場だ。

祖母の遺体が焼かれて骨になって出て来た時の匂いに
似ていた気がする。

人間の骨を焼いたり削ったりすると、こういう匂いがするのだろうか。
さっきの道路工事は、私の骨を削っている音だったんだ。


そんな事を考えている間に、
抜歯はすっかり済んでいたようです(!)

「歯は、もう取れてますからね~」

へっ??いつの間に?!(;゜∇゜)

歯を引っこ抜かれた感じは全くありませんでした。

そういえば、さっき
何かカチャカチャやりながら、ヒョイっとY先生が口の中から何かを取り出して隣の助手に素早くパスしてたのが、布の隙間から見えたような・・・
3回くらい、何かをパスしてたような気が…(-_-;)

あれが私の歯だったのか!!!

驚きすぎてポカーンと大口開けてる私を尻目に(口は元々開けっぱなしですが。)
Y先生はどんどん作業を進めていきます。

「お掃除しますね~、水が出まーす」
道路工事が終わり、
清掃と後片付けに入ったらしい。

「糸で縫いますね~」
最終行程に入った!

被っている布の隙間から、
黒い糸が行ったり来たりするのが少し見えました。
凄まじい手際の良さです!

「はい、終わりです!
2針縫いましたー。」

早ぇぇーーーーー!!!Σ( ̄□ ̄;)

麻酔が効いた後の、
ほんの10分くらいの出来事でした(^^;)

つづく。


初めまして!私の親知らず!(^▽^)
偏食大魔王の体調不良ブログ 人気ブログランキング
タイトルとURLをコピーしました