舌先にできた乳頭腫を摘出した思い出③

舌先乳頭腫の切除記憶3 健康関連
舌先乳頭腫の切除記憶3

また同じ医者が出て来たら嫌だな~(-_-;)
と思いながら、再び口腔外科へ。

今回は、少々ぽっちゃり系の女性医師が登場しました。
これが、Y先生です!(^-^)

舌先の異物を確認するなり、
「乳頭腫ですね」
とキッパリ!

「摘出手術をさせていただきます」
毅然とした態度で、
Y先生は手術の説明をしてくれました。

私は単純に、麻酔してプチッと角を切ってくれるだけかと思っていたのですが(^^;)
そんな簡単な話ではないようです。
ツノは小さくても
舌の中に潜む根を取り切らなくてはならないので、ツノ周囲の舌の組織を少し多めに切り取ると言われました。
摘出した乳頭腫は病理検査に出し、悪性の物でないか調べてくれるそうです。

舌の一部を、えぐり取られる事になりました…(T_T)



特に何も考えずに
手術の日を迎えました。

一番奥の部屋に案内され、扉を閉められた時に、重々しい手術室の空気にようやく気がつきました。
虫歯の治療とは全然違う事を、この部屋でやるんだ。

舌に麻酔の注射を打たれました。
クソ痛ぇ。
これはマジ痛いです(>_<)
舌には多くの神経が通っていますからね、ちょっと尋常でない痛みでした。

一息つく暇もなく、動悸が激しくなってきます。
ドキドキ、ドキドキ、
そのうち心臓がバクバクしてきました。
心臓が口から飛び出しそうになって、慌ててY先生にヘルプ!

「すすすみません、心臓が、ちょっと、ドキドキしてきちゃったんですけど…(汗)」

Y先生は動じる様子もなく
「少し横になりましょうか。
気持ちを楽~にしてください(^^)」
と、
椅子を倒して血圧を測ったりしてくれました。

今思うと、
この時のY先生は、親知らずの抜歯の時よりも随分優しかった気がします。
舌の手術は痛いし大変だと、
Y先生も承知していたのでしょう。
細心の注意を払ってくれていたように思います。
ただならぬ緊張感も伝わってきました。

抜歯の方が多分・・・慣れているんでしょうね!(;゜∇゜)

私の動悸が落ち着いたのを確認し、
顔に布が掛けられます。(笑)
丸く穴が開いている、例の布。
ギャーーーー!!
手術じゃん!( ; ゜Д゜)

この時のY先生の手術も、凄まじい手際の良さでした。
私は口を開けたまま、舌を突き出しています。
唾液を吸い込ませる為のガーゼだか脱脂綿だかを口に一杯詰められ、
舌が動かないように、助手の人にガッチリ舌を掴まれています。
こんな状態でじっと耐えている患者をおもんばかってか
Y先生からは、1秒でも早く手術を終わらせようとする気迫が感じられました。

もしかして、これは
タイムを競う競技なのでは?!(笑)
と思うくらい、
迅速でした(^^;)

抜歯の時は黒い糸で縫合されましたが、この時はテグスのような釣糸のような半透明の糸で舌を縫われました。
テグスって、結び目があまりキツく結べないというか…ほどけやすいですよね?(汗)
抜糸前に糸が取れてしまっても大丈夫、との事でした(^_^;)

抜歯の時は黒い糸で縫合されましたが、この時はテグスのような釣糸のような半透明の糸で舌を縫われました


さあ、手術は無事に済みましたが。

悲惨だったのは、この後です・・・(-_-;)

つづく。

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