舌先にできた乳頭腫を摘出した思い出⑤

舌先乳頭腫の切除記憶5 健康関連
舌先乳頭腫の切除記憶5

舌というのは、無意識に動いているものなんですね~。
もう何をしていても、傷口が痛みます。
どうにもなりません。

歯はなんともないので噛めますが、食べるという行為そのものが辛くなってしまいました。
食べている間じゅう、舌は勝手に動きます。
舌先がどこかに当たる度に、ズキズキビリビリと痛みが走り、もう食事どころではありません。
発声する時にも舌は動きます。
口をきくのも嫌になりました。

何も食べず、何も喋らず、
傷を負った獣のように
ただじっとして
ひたすら耐えました。



そのうち、腹が減りました。(笑)

なんとかして食事をしようと、必殺技を編み出したので紹介します(^^;)

まず、上を向いて口を開けます。
inゼリーなどのゼリー食を、喉に向かって絞り出します。
噛まずに飲む!

ヨーグルト系もほぼ同じです。
やや上を向き口を開けて、スプーンに乗せたヨーグルトなどを、舌の付け根(なるべく奥の方)に置いて、
飲み込みます!

スープやポタージュなどにも応用できますが、液体はスプーンからこぼれやすいので注意が必要です。
あと、コーンやクルトンが喉に入ると、むせます(-_-;)
熱い物を直接喉に入れるのも危険ですね。
火傷に気を付けましょう。

熱くない液体を飲む時には、ストローを使います。
舌先を避けて、口の端の方でストローをくわえると、傷口の負担が少なくて済みます。

ちなみに、ゼリー食は袋をよく揉んでから絞り出さないと、キレの悪いウンコみたいになります(^^;)



こんな感じで、5日くらい悪戦苦闘したでしょうか。

ゼリーにもヨーグルトにも
飽きました。(笑)

しょっぱいモノ食いてぇ。(T_T)

もう開き直って、
ご飯と味噌汁を食べてみました。
味噌も醤油も、劇薬のように傷口にしみます。
オマケに、舌先の糸が邪魔で邪魔で仕方ありません。
糸がゴロゴロする度に、治りかけた傷口を痛めつけられているようで不快です。

そのうち、本気で痛くなってきました(汗)
やっぱ、無理。(>_<)

結局、抜糸が済むまで
ろくに食事も摂れませんでした。
トホホ…


つづく。


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